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ジーン・シャープ「独裁から民主へ」

ジーン・シャープ「独裁から民主へ」

「武器なき闘争論」のジーン・シャープが2002年にビルマの人々のために書いた若干100ページ弱の小冊子、「独裁から民主へ」は、ビルマのみならず世界のあちらこちらの民衆運動において非暴力運動の教科書として参照されるようになった。記憶にあたらしい2011年のアラブの春やウォールストリート占拠だけでなく、セルビアのブルドーザー革命 (2000)、グルジアのバラ革命(2003)、ウクライナのオレンジ革命(2004)などは、シャープの非武装運動論に戦術の多くを借りた、といわれる*1。真偽のほどは定かではないが、特に補遺2にリストされた戦術は、この10年にみられたさまざまな民主化運動を振り返れば重なる部分も多い(リスト自体は本よりもかなり前の1973年に作成されたものであり、当然のことながらインターネットへの言及はまだない)。列挙された戦術を眺めると、旧来の民衆運動が編みだした戦術も多く見られるが、手短にそれぞれに言葉を与え体系的に整理した、という点で実際的であり、特に諸国で高く評価されているのを見かける。日本語訳はないようなので補遺2だけでもと思い198項目ある半分ほどまで訳出した*2*3

追記4/16:先月に全訳されていた!とはいえ、訳し方の違いがあるので、以下は引き続きやってみよう。
追記2012/4/18:引き続き30項目ほど翻訳。やればやるほど奥が深いことが判明。
追記2012/4/19:引き続き10項目ほど翻訳。
追記2012/4/20:Sharpの"Dictionary of Power and Struggle"が届いたので、より正確な翻訳と解釈が可能になった。
追記2012/4/24:ストの部分はだいたい訳し終えた。多様なストのあり方に少々オドロキ。
追記2012/5/3:170あたり、15項目ほど訳と註をさらに加えた。リンクがクラッターしてきたので、このあたりも整理。
追記2012/5/5 : それぞれの語句の翻訳はすべて完了。今後はボツボツと註を加えていく予定。
追記2012/6/27: なんと「独裁から民主へ」を和訳された方がいます。無料公開されている。
追記2012/11/19: 2012/8/8付で訳書が筑摩書房から「独裁政権から民主主義へ」というタイトルの学芸文庫として出版されました。上記のeuthymious氏がチェックしたところ、”198の方法”に誤訳が多いとのこと。一語一語丹念に背景をしらべなければわからない、ということもあるので、まあ、そのあたりの作業を端折ったのかもしれんですな。実に残念なことである。[link] なお、求道等という方も一部試訳を公開されている

留意すべき点がある。目下日本でおきている「信頼の喪失」は、例えばもっとも顕著には反原発運動として見られ(とはいえそれは氷山の一角であってより本質的な問題提起を孕んでいるだろう)、そこで行われている大小さまざまな運動はすでに以下に掲げるリストのどこかに位置していると私には思える。すなわち、教科書なぞとは関係なく運動は起きているわけであるが、ジーン・シャープが特に留意する点は「戦略がなくてはならない」という点である。例えば天安門事件学生運動は、戦術はあったが戦略がなかったために敗北した、とシャープは位置づける。リストされているのは戦術のみであるから、これらを戦略なしに実行しただけでは目的の達成は困難である。

ジーン・シャープ「独裁から民主へ」補遺2

非暴力な抗議と説得の手段
The methods of nonviolent protest and persuasion

公式声明

Formal statements

1. パブリックスピーチ
Public speeches
訳註:抗議の表明や支持を仰ぐためのオープンな演説。パブリックスピーチは突如行われることもあるし、デモの一部として計画的に行われることもある。あるいは、きちっとスケジュールの定まった集会におけるフォーマルな方針表明(address)であることもあるし、宗教的な集まりにおける説教、という形式をとることもある。古くはフィヒテの「国民に告ぐ」、最近の例ではウォールストリート占拠においていくつも行われたパブリックスピーチが印象的である。「パブリック」の翻訳は諸々の議論が分かれるところだろうから、そのままパブリック、とした。link

2. 反対ないしは支持の手紙
Letters of opposition or support
link

3. 組織や機関による宣言
Declarations by organizations and institutions
link

4. 署名のあるパブリックな声明
Signed public statements
link

5. 告発と意図の宣言
Declarations of indictment and intention
link

6. グループまたは多数による請願書
Group or mass petitions
link

広い聴衆とのコミュニケーション

communications with a wider audience

7. スローガン、漫画(カリカチュア)とシンボル
Slogans, caricatures, and symbols
link

8. バナー(旗)、ポスターとプラカード
Banners, posters, and displayed communications
link

9. リーフレット(ちらし)、パンフレットと本
Leaflets, pamphlets, and books
link

10. 新聞と雑誌
Newspapers and journals
link

11. レコード、ラジオ、テレビ
Records, radio, and television
link

12. 空中文字、地上文字
Skywriting and earthwriting
訳注:空中文字は飛行機を使って空にメッセージを書く。次の例では"no tax"とある。link 
地上文字は道路、砂浜、芝生などにメッセージを書くこと。例:link 
あるいは次の例では"Guantanamo Berkley"とある。link

グループを表現すること

Group representations

13. 代表団
Deputations
link

14. トンデモ賞
Mock awards
訳注:権威のある賞に対するオルタナティブな賞。例えばイグ・ノーベル賞のような。link

15. グループでのロビー活動
Group lobbying
link

16. ピケを張る
Picketing
訳注:代表的な非暴力抵抗である。職場のすぐ外で人の出入りを監視し業務の進行が気まずくなるようにすること。または、ストライキの際に連帯を示さず職務を遂行しようと職場に入る労働者、あるいは雇用者が新規に雇った労働者を職場に入れないように監視すること。ストライキを無視して働く行為を「スト破り」という。大勢が集まりピケをはるので人目につくことで、主張を広く知らせる効果もある。link

17. 模擬選挙
Mock elections
link

象徴的なパブリック行動

Symbolic public acts

18. 旗や象徴的な色を示す
Display of flags and symbolic colors
訳注:現行の権力が使用しているシンボルを相対化し、権力の正統性を揺らがす効果がある。一番ラジカルには新しい国旗と国の名前をつけること。他にも、イラク戦争に反対するデモの時に欧州ではどこの国でも掲げられるようになった虹の旗(pace、平和と書かれていることもある)は、「テロとの戦争」という21世紀の枠組みに対抗する、あるいは対抗とまでいわずとも、否定的な人々が結集するシンボルとして機能していた。
色、という点ではシンボリックな色を使った運動は、フィリピンの反アキノ政権運動における黄色、東欧における一連の色の革命など、いくつもの例が挙げられるだろう。

link

19. 象徴を着る
Wearing of symbols
link

20. 祈りやお参り
Prayer and worship
link

21. 象徴的な品を配る
Delivering symbolic objects
link

22. 脱衣による抗議
Protest disrobings
link

23. 自分の所持品を壊す
Destruction of own property
訳注:歴史上さまざまな例があるが、最近では次のような例がある。

イタリアの美術館が所蔵作品を焼却、政府の予算削減に抗議
文化施設への予算削減を続ける政府の方針に反発したイタリアの美術館が、所蔵作品を焼却するという大胆な抗議活動を始めた。
 この美術館はナポリ(Naples)近郊の町カゾーリア(Casoria)にあるカゾーリア現代美術館(Casoria Contemporary Art Museum)。17日に敷地内で、抗議に賛同するフランス人画家セベリーヌ・ブルギニョン(Severine Bourguignon)氏の作品に火が放たれた。ブルギニョン氏はインターネットのテレビ電話サービス、スカイプ(Skype)でこのもようを見届けた。
 同美術館のアントニオ・マンフレーディ(Antonio Manfredi)館長は、「政府の無関心のせいで、当館の1000点に上る所蔵作品はいずれ損なわれてしまう」と語る。「アート戦争」と銘打ったこの抗議活動で、1週間に3作品のペースで焼却していく予定だという。(中略)
 当時、マンフレーディ館長はAFPの取材に対し、「ポンペイ(Pompeii)遺跡が崩壊するにまかせた政府に、私の美術館がどんな期待を持てるというのか」と話していた。西暦79年の噴火によって火山灰に埋もれた古代ローマ都市として有名なポンペイでは、政府の予算削減による遺跡の崩壊が起こっている。
 イタリア文化省は前週、債務の増大を理由としてローマ(Rome)の国立21世紀美術館(MAXXI)を政府の管轄外に置くという非常措置を取ると発表した。MAXXIによれば、2011年の予算は前年比43%減となっていた。( 2012年4月18日AFP電 )link 

24. 象徴的な光
Symbolic lights
link

25. 肖像を掲げる
Displays of portraits
link

26. Paint as protest
抗議のらくがき
link
訳註:らくがきによって立場を象徴的に表明する手段。政治家のポスターにヒゲを描く、などである。描く対象を永続的に破壊してしまうような場合はこれに含まれない。例えば芸術作品や建築物へのらくがきはこれに含まれない。グラフィッティも描かれる対象によっては含まれなくなる。

27. 新しい標識や名前
New signs and names
訳注:標識をあらたに設置したり、通りや街区にあらたな名前をつけること。

28. 象徴的な音
Symbolic sounds
link

29. 象徴的な造成
Symbolic reclamations
訳注:公的機関や権力主体がある土地をなんらかの目的に使用することに抗議ないしは反対するために、直接抗議活動をするのではなく、その場所に例えば木を植える、公園を造る、コミュニティのための交流場を作る、といった行動によって、計画に対する反対の意志を表明すること。例として、1962年の英国において核兵器開発に反対するためホニントン空軍基地の敷地境界に沿って市民が木を植え、反対の意を表明した。link

30. 荒っぽいジェスチャー
Rude gestures
ジェスチャーが非暴力的な政治的主張として効果をもたらす例として、ポーランド人の棒高跳び選手であったウワディスワフ・コザキエビッチがモスクワオリンピックで金メダルをとった際のジェスチャーが挙げられる。

バーの高さは5m78の世界新記録まで上がると、1回目、コザキエビッチはこの日初めての失敗を犯す。ところが、2回目の跳躍は成功。オリンピックの舞台でこれまでの世界記録を1cm更新した。世界記録を出したコザキエビッチは右手の親指を観衆に向けて突き出し、左手を二の腕に備えるポーズで挑発した。ソビエトに半ば支配されていたポーランド人のソ連に対する挑発とも見えるポーズにポーランド人は喝采した。ポーランドでは現在でもこのポーズを「コザキエビッチポーズ」と呼んでいる。このときの写真は全世界に配信されたが、ソ連とポーランドでは報道されなかった。在ワルシャワソ連大使館は、このコザキエビッチの振る舞いはソ連に対して大変無礼であり、金メダルは剥奪されるべきだと主張した。コザキエビッチの行動は、同年夏にグダニスクからポーランド全土に広まった労働争議に影響を及ぼしたともいわれている。後にこの労働争議は、独立自主管理労働組合「連帯」の結成。そして、ポーランド民主化運動へとつながっていく。
ウワディスワフ・コザキエビッチ


同様の例としては、メキシコオリンピックの陸上競技男子200mの表彰式上、米国の黒人選手トミー・スミス(金)とジョン・カーロス(銅)がブラックパワーの象徴である黒手袋を掲げた事などもある。link

個人への圧力

pressures on individuals

31. 当局担当者に「つきまとう」
“Haunting” officials
訳注:政治家や官僚(事務官)等につきまとい、要求している政治的目標の圧力をかける。それらの要人が出席するミーティングのまわりで、パブリックな演説をしたり、手紙を何度も書く、といったことも効果的である。link

32. 当局担当者を愚弄する
Taunting officials
link

33. 親睦化
Fraternization
訳註:抗議の対象となっている側の人間と個人的にコミュニケーションをとり親睦を計ること。たとえば、抵抗する人々を実際に鎮圧する警察や兵士などが対象となる。目的はこれらの人々の個々に対して抵抗者が敵意を抱いたり害意を抱いているわけではないこと、抵抗者がなぜそのような運動をしているのかを知らせること、社会にとってそれがよいことであることを知らせること、ひいてはそれらの人々の自主的な任務の放棄といった政府当局員による政治的非協力を促すために行う。link

34. 終夜監視
Vigils
link

劇と音楽

Drama and music

35. ユーモラスな寸劇・いたずら
Humorous skits and pranks

36. 演劇や音楽の上演
Performance of plays and music
link

37. 歌う
Singing
link

行進

Processions

38. マーチ
Marches
link

39. パレード
Parades
link

40. 宗教的な行進
Religious processions
link

41. 巡礼
Pilgrimages
link

42. 車列行進
Motorcades
link

死者への栄誉

Honoring the dead

43. 政治的な服喪
Political mourning
link

44. 擬似的な葬式
Mock funerals
link

45. 示威的な葬式
Demonstrative funerals
link

46. 埋葬場所へのお参り
Homage at burial places
link

パブリックな集会

public assemblies

47. 抗議ないしは支持の集会
Assemblies of protest or support
link

48. 抗議のミーティング
Protest meetings
link

49. 偽装した抗議ミーティング
Camouflaged meetings of protest
訳註:本来の抗議的な目的とはことなる非政治的な目的を掲げて集会を行うこと。比較的穏健な独裁体制や、君主政治のもとで行われる手段。仮の目的はスポーツ、芸術などなど。link

50. 講義の延長セッション(ティーチ・イン)
Teach-ins
link

撤退と放棄

Withdrawal and renunciation

51. たち去る
walk-outs

52. 沈黙
Silence

53. 名誉を放棄する
Renouncing honors

54. 背を向ける
Turning one’s back

社会的非協力の手段
The methods of social noncooperation

人物の放逐

ostracism of persons

55. 社会的なボイコット
Social boycott

56. 選択的で社会的なボイコット
Selective social boycott

57. セックスのボイコット
Lysistratic nonaction
訳注:直訳は「リシストラータ的な活動拒否」。アテネの詩人アリスとファネスの書いた喜劇「リシストラータ(女の平和)」のストーリーに基づく。この戦法は例えばコロンビアのバルバコアスで道路建設拒否のために使われた

58. 破門
Excommunication
訳註:字義どおり、宗教的な指導のもとで特定の個人やグループを破門すること。「宗教的な禁止」と並んで中世のヨーロッパでは政治的な理由で頻繁に使用された。

59. 宗教的な禁止
Interdict
訳註:特定の個人ないしはグループに対して宗教的な集まりや行事に参加することを一時的に禁止すること。理由は教義などに基づく、とするが、政治的な理由であることも可能である。中東における紛争でよく見られる、「宗教指導者がどちらにつくか」といった状況は、その政治的決定力を背景にしたものであることはいうまでもない。

社会的なイベント、習慣や制度への非協力

noncooperation with social events, customs, and institutions

60. 社会的ないしはスポーツ活動の一時停止
Suspension of social and sports activities

61. 社交のボイコット
Boycott of social affairs

62. 学生のストライキ
Student strike

63. 社会への不服従
Social disobedience

64. 社会制度からの撤退
Withdrawal from social institutions

社会システムからの撤退

Withdrawal from the social system

65. 家に閉じこもる
Stay-at-home

66. 完全に個人的な非協力
Total personal noncooperation

67. 逃散
Flight of workers
訳注:”逃散”は日本史のタームかもしれないが、要は職場から逃亡すること。

68. 保護区
Sanctuary

69. 集団的な失踪
Collective disappearance

70. 抗議としての移民(ヒジュラ
Protest emigration (hijrat)
訳注:ヒジュラアラビア語。ある人間関係をたち切り、新たな人間関係を構築する。

経済的な非協力の手段 (1) 経済的なボイコット
The methods of economic noncooperation: (1) economic boycotts

消費者によるアクション

Action by consumers

71. 消費者ボイコット
Consumers’ boycott

72. ボイコットした商品の非消費
Nonconsumption of boycotted goods

73. 緊縮家計作戦
Policy of austerity

74. 借りることをやめる
Rent withholding

75. 借りることを拒否する
Refusal to rent

76. 全国消費者ボイコット
National consumers’ boycott

77. 国際的な消費者ボイコット行動
International consumers’ boycott

労働者と生産者によるアクション

Action by workers and producers

78. 労働者のボイコット
Workmen’s boycott

79. 生産者のボイコット行動
Producers’ boycott

仲介業者によるアクション

action by middlemen

80. 卸・小売業者のボイコット
Suppliers’ and handlers’ boycott

所有者と経営者によるアクション

Action by owners and management

81. 小売業者のボイコット
Traders’ boycott
訳注:小売業者が、どの卸売業者や製造業者から仕入れるかを選択するボイコット。原文ではトレーダー・ボイコット。「トレーダー」の日本語における意味は通常株などの金融商品を扱う人間をさす一方、英語のtraderには、小売だけでなく通貨の両替、金融商品の販売も含まれるのだが、シャープは小売業、としている。

82. 貸したり売ることを拒否する
Refusal to let or sell property

83. ロックアウト
Lockout
訳註:雇用者が被雇用者を職場から締め出すこと。
84. Refusal of industrial assistance
産業による支援を拒否する

85. 商人「ゼネスト」行動
Merchants’ “general strike”
訳注:商人は資本家であって労働者ではないので、歴史上そのストライキはゼネストとは呼ばれない。

財を所持する人によるアクション

Action by holders of financial resources

86. 銀行預金の払い戻し
Withdrawal of bank deposits

87. 料金、会費や査定額の支払い拒否
Refusal to pay fees, dues, and assessments

88. 負債や利息支払いの拒否
Refusal to pay debts or interest

89. 資金や信託の解除
Severance of funds and credit

90. 収益の拒否
Revenue refusal

91. 政府が発行する貨幣の拒絶
Refusal of a government’s money

政府によるアクション

Action by governments

92. 国内経済封鎖
Domestic embargo

93. 小売業者をブラックリストに入れる
Blacklisting of traders

94. 輸出業者の経済封鎖
International sellers’ embargo

95. 輸入業者の経済封鎖
International buyers’ embargo

96. 国際貿易の経済封鎖
International trade embargo

経済的非協力の手段(2)ストライキ
The methods of economic noncooperation: (2) the strike

象徴的ストライキ

Symbolic strikes

97. 抗議ストライキ
Protest strike
訳注:労働者の経済的、政治的あるいはその他の事項に関する意見を表明するために、あらかじめ宣言した期間、就業を停止する(例えば分単位から週単位まで)。問題にしている事項に関する声明は出すが、要求はしない。「デモストライキ」とも呼ばれる。抗議ストライキの目的は、ある事柄に関して労働者が深刻に捉えていることを主張するためであり、必要であればより強力な手段に訴える力があることを示すためである。あるいは、労働者の想像力を喚起し、その特定の事柄に関するストライキの立案を促すためである。

98. 簡易的な立ち去り(雷スト)
Quickie walkout (lightning strike)
訳注:抗議ストライキのうち、短く数時間程度を越えない、あるいは工場の中で数人のみが行うストライキ。英国では雷ストライキとも呼ばれる。山猫ストライキはこの形式を取ることが多い。

農業ストライキ

Agricultural strikes

99. 農民のストライキ
Peasant strike

100. 農場労働者のストライキ
Farm workers’ strike

特定グループによるストライキ

Strikes by special groups

101. 賦役の拒否
Refusal of impressed labor
訳註:政府や個人への肉体労働の提供が要件となるような義務(道路工事など)にたいする集団による表立った拒否。労働条件の改善というよりも、そうした義務をなくすために行われるストライキ。
Open noncompliance by a population group to a levy requiring it to supply certain physical labor (as for road construction) to other persons or governmental bodies.
This method of strike has usually been aimed at the abolition of such levies, rather than simple improvement of working conditions during the period of service.

102. 受刑者のストライキ
Prisoners’ strike
訳注:受刑者のストライキは待遇改善運動として頻繁に発生するが、より広い社会運動と接続した受刑者によるストライキも知られている。例えば米国における受刑者による初の大規模なストライキとしてしられる1970年のフォルサム刑務所のストライキは人種差別撤廃運動との深い関連がある。以下の文献に詳しい。
『アメリカ合衆国の監獄における受刑者運動の展開 - 1970年代カリフォルニア州フォルサム刑務所の「人種主義」撤廃運動 - 』 高 廣 凡 子 人間社会学研究集録2(2007), 27-55 

103. 職人ストライキ
Craft strike
訳注:大工や手工業者などによるストライキ。

104. 専門家ストライキ
Professional strike
訳注:弁護士たちによるストライキなど。

通常の産業ストライキ

ordinary industrial strikes

105. 会社ストライキ
Establishment strike
訳註:単一の経営下にある複数の工場や部署がその業務内容や立地場所の違いにかかわらず一緒にストをすること。

106. 産業ストライキ
Industrial strike
訳註:ある産業分野のすべての労働を停止するストライキ。例えば、鉱山、通信システム、運送、印刷、ないしは鉄鋼、といったそれぞれの分野における全面的なストライキである。

107. 同情ストライキ
Sympathetic strike
訳註:ある労働者の集団が、その集団自身のメリットとは関係なく他の労働者集団に同情して行うスト。単一の雇用者に対する同情ストであれば、それは雇用者に対して直接圧力をかけるためである。もしことなる雇用者であるならば、自身の雇用者、一般の人々、政権などに対して問題になっている雇用者に譲歩を迫るように促すことを目的とする。

部分的なストライキ

Restricted strikes

108. 一部スト
Detailed Strike
訳註:ストライキはある産業の中の多数の工場がかかわることになるが、これがある程度組織化され、時間的に交代にストライキを行うこと。争議が長引くにつれ、ストに入る人員の割合を調整することができる。組合は問題になっている部署における争議に集中することができること、ストとは関係ない部署では仕事を続行したり、辞職することで失業手当をもらうことができる。このため、組合にとっては全組員の経済的な負担の責任を追うことにならず、楽である。

109. バンパーストライキ
Bumper strike
訳注:同じ業種の複数の企業の労働者たちが、企業ごとに順番にストライキを行うこと。業務上競争関係にあるため、企業の競争力が一時的に低下することになる。交渉によってはより広汎なストライキに発展させる。

110. 減速ストライキ
Slowdown strike
訳註:仕事の進行速度を意識的に低下させることで工場や企業の収益を悪化させて経営者に圧力をかけること。始業や終業、給料を得るといった点は変えない。政府の人員がこれを行うと、政権の力を弱めることが可能である。

111. 優等生ストライキ
Working-to-rule strike
訳註:労働者は職につたまま仕事をするが、あらゆる規則、制限、法律、契約、安全規則、予定、時間割などに厳密に従う。このことで仕事全体の効率はおおいに低下する。

112. 仮病(シック・イン)
Reporting “sick” (sick-in)
訳註:労働者たちが「病気である」として職場に赴かないことで、雇用者に圧力を加えること。減速ストや完全なストと同程度の影響を及ぼすことが可能である。契約ないしは法的にストライキが制限されている条件下で有効な手段である。

113. 辞任によるストライキ
Strike by resignation
訳註:争議にかかわるある程度の数の労働者が一斉に辞表を提出すること。辞任は同時であったり、段階的であったりする。結果として、その職場の業務が遅滞することが見込まれる。契約ないしは法的にストライキが制限されている条件下で行われる。

114. 限定ストライキ
Limited strike
訳註:労働者は通常どうり仕事をするが、それが仕事かどうか曖昧な部分に関しては一切仕事をしない、というストライキ。たとえば残業を拒否する、余計な業務を拒否する、などである。ナチ占領下のデンマークでは「早退スト」と呼ばれた。

115. 選択ストライキ
Selective strike
訳註:業務の一部のみに関してストライキをする。たとえば、否定的な政権に対する輸出のみをストライキする、といった例が挙げられる。この否認は、労働条件などに対するものではなく、仕事の目的そのものに対する否認である。したがって、このストはある特定の業務がなされることを防ぐためのストであり、又、雇用者がその業務を止めることを促すストである。

マルチ産業ストライキ

Multi-industry strikes

116. 一般化したストライキ
Generalized strike
訳注:ゼネストの全段階であり、部分的なストライキが広汎になった状態。

117. ゼネラル・ストライキ
General strike
訳注:労働者による職種を問わない全国レベルのストライキ。ゼネスト

ストライキと経済封鎖の連携

Combinations of strikes and economic closures

118. 一斉休業(ハラタール)
Hartal
訳註:ある地域の労働者、店舗、オフィスが一斉に休業をする。経済的なインパクトよりも、象徴的な行動としての意味が強い。休業は通常24時間であり、48時間に延長されることもある。ガンディーが頻用した非暴力的な戦術。

119. 経済停止
Economic shutdown

政治的非協力の手段

The methods of political noncooperation

権威の排除

Rejection of authority

120. 権威に対する忠実さ・恭順を一時的に控えたり、やめたりする
Withholding or withdrawal of allegiance

121. 公的サービスを拒否する
Refusal of public support

122. 文章や演説によって抵抗を訴える
Literature and speeches advocating resistance

政府に対する市民的非協力

Citizens’ noncooperation with government

123.立法府をボイコットする
Boycott of legislative bodies

124.選挙をボイコットする
Boycott of elections

125.政府の雇用や役職をボイコットする
Boycott of government employment and positions

市民にとっての服従のオルタナティブ

Citizens’ alternatives to obedience

126. 政府の省庁、機関などをボイコットする
Boycott of government departments, agencies and other bodies

127. 政府の教育機関から身を引く
Withdrawal from government educational institutions

128. 政府が支援している機構をボイコットする
Boycott of government-supported organizations

129. 警察などへの協力を拒否する
Refusal of assistance to enforcement agents

130. 表示や標識の取り外し
Removal of own signs and placemarks
家の住所表示、通りの名前の標識、場所を示す看板、道路標識、駅の標識、高速道路の方向・距離表示などを外したり取り替えたりすること。これは抵抗に関わる人々を逮捕しようとしたり、集会に介入しようとする当局を困らせたりする目的で行われる。

131. 選任された官庁職員・公務員の認可を拒否する
Refusal to accept appointed officials

132. 既存の機関の解消を拒否する
Refusal to dissolve existing institutions

133. いやいやながら、あるいはのろのろした受け入れ
Reluctant and slow compliance

134. 直接の指導がないかぎり、服従しない
Nonobedience in absence of direct supervision

135. 庶民的非服従
Popular nonobedience
訳註:法律や規律を知らぬが如く無視して行動する。市民的不服従(141)に対してより日常的な場面で行われる行動であり、検挙の対象となる可能性は低い。

136. フェイント不服従
Disguised disobedience
訳註:道路・地面・床などに一時的ないしは長時間座ること。たとえばデモや行進の解散命令を拒否するために座ることもあれば、なんらかの法律に違反して座るといったことである。象徴的抵抗の代表である。より介入的な意図になるのは、交通や戦車、職場の活動を妨害するために座ることである。極端な状況では犠牲者となってしまうこともある。

139. 徴兵や強制退去への非協力
Noncooperation with conscription and deportation
訳註:徴兵への登録を拒否したり、強制労働、政治的な粛清、兵員輸送、虐殺に関与する移送に協力しないこと。

140. 隠れる、逃げる、または偽名
Hiding, escape and false identities

141. 「違法な」法律に対する市民的な不服従
Civil disobedience of “illegitimate” laws

政府職員によるアクション

Action by government personnel

142. 政府による援助支援に対する選択的な拒否
Selective refusal of assistance by government aides

143.命令・情報系統をブロックする
Blocking of lines of command and information

144.遅滞と妨害
Stalling and obstruction

145.一般事務に協力しない
General administrative noncooperation

146.裁判に協力しない
Judicial noncooperation

147.警察などによる意図的な非効率化と選択的非協力
Deliberate inefficiency and selective noncooperation by enforcement agents

148.任務遂行拒否
Mutiny
訳註:警察あるいは軍隊の構成員が、指令に従わないこと。この非協力は、特に非暴力の運動を行う市民を逮捕したり射撃することを命ぜられたときに起きる。これに引き続き、任務の遂行を拒否した軍人や警察が政府に対して攻撃を始めることがあるが、非暴力運動においてこれは望ましい事態ではない。警察官や軍人が任務の遂行を拒否することにおいてすでに多大な心理的影響力を発揮している点に注意すべきである。

政府(一国)のアクション

Domestic governmental action

149. 準法的回避と遅延
Quasi-legal evasions and delays
訳註:地方自治体などが中央政府に対して行う。中央からの指令に対して口頭では遂行を約束するが、できるだけその実行を遅らせること。遅らせる理由として、その実行には他の法律を立法する必要があるまど、さまざまな理由をつけることが可能である。

150. 政府の構成単位による非協力
Noncooperation by constituent governmental units
訳註:地方自治体などが中央政府に対する協力を拒否することがこれにあたる。中央政府が外国の傀儡政権である場合や、クーデター政権に対抗する際に見られる非暴力的な非協力である。

国際的な政府のアクション

International governmental action

151. 外交などの代表を変更する
Changes in diplomatic and other representation

152. 外交行事を遅らせたりキャンセルする
Delay and cancellation of diplomatic events

153. 外交的な承認を控える
Withholding of diplomatic recognition

154. 外交関係を断つ
Severance of diplomatic relations

155. 国際機構から脱退する
Withdrawal from international organizations

156. 国際機関のメンバーシップを拒否する
Refusal of membership in international bodies

157. 国際機関から除名する
Expulsion from international organizations

非暴力介入の手段
The methods of nonviolent intervention

心理的な介入

Psychological intervention

158. 身を挺する
Self-exposure to the elements
訳注:"elements 要素"という目的語が抽象的なのでなかなかわかりにくかったのだが、次のようなビルマでの例がシャープの文献ではないが紹介されているので「身を挺する」とした。類似の例としては天安門事件で進行する戦車を抑えた一人の若い男の行動だろう。

Self-exposure to the Elements/Interjection
The willingness to undergo suffering in order to change the heart of the adversary is an action that clearly reflects Gandhian methodology. Although this willingness has been demonstrated in various forms of actions, it is often not understood that success in this type of action requires a pre-existing relationship between the actor and the opponent. For example, fasting undertaken by unknown individuals in front of an embassy is unlikely to have a transformative effect on the embassy, as there is usually no pre-existing relationship between the activists and the ambassador. However, while this type of action might not have an effect on the ambassador, it may powerfully affect observers more than the intended target. The willingness to undergo or expose oneself to some form of suffering to change another’s behavior can be extremely powerful when it involves equals. During the demonstrations in Rangoon in August of 1988, after several days during which military action was taken against unarmed civilians, such an action was undertaken by a young courageous individual. While the crowd of protesters was facing the soldiers, their guns at their ready, a 14-year old boy strode towards the soldiers holding an unusually large peacock flag. As he stepped up to one of the soldiers, he unbuttoned his shirt and bared his chest to the challenge of the bullets. The boy and one of the aiming soldiers faced each other for a moment and then the soldier lowered his gun. The boy waited motionless for another minute and when nothing happened, the crowd surged forward cheering and waving banners and demonstrations continued for days. In this case, the action was successful as it involved equals. The boy and the soldier were young people face to face caught up in a struggle of consciousness.
Speaking truth to power - the methods of nonvioloent struggle in Burma (2005)

159. 断食
The fast

(a) 倫理的な圧力としての断食
Fast of moral pressure
(b) ハンガーストライキ
Hunger strike
(c) 非暴力不服従の断食
Satyagrahic fast   
訳注:ガンジーの断食は彼が南アフリカの汽車で差別的な扱いを受けたのちに直感した非暴力不服従、すなわちサティヤーグラハ(真理(サティヤ)の把捉(アーグラハ))の実践に基づく抗議活動である。

160. 逆提訴
Reverse trial
訳注:原告と被告の立場を逆転し、被告が原告となり、原告を訴えること。

161. 非暴力ハラスメント
Nonviolent harassment
訳注:つきまとい、愚弄、ポスターなどを用いる。

物理的な介入

Physical intervention

162. 座り込み
Sit-in
訳註:抗議対象となる機関や施設において、座り込むことでその活動を妨害すること。

163. 立ち尽くし
Stand-in
訳註:ただ立ちつづけて抗議の表明とする。例えば物を売ってくれない店の前で、立ち続けることもこれに相当する。この考え方を敷衍するといずこかに入場するために長い行列で待ち続けるのも、この「抗議」の一種であると考えることができる。

164. ライド・イン
Ride-in
訳注:公民権運動におけるフリーダムライド(1961)が一例。人種差別に反対する意図で、バスの中の白人専用席に黒人が座り続ける、あるいはその逆を行った。フリーダムランドに関する詳しい記録などはこちら

165. ウェイド・イン
Wade-in
訳注:入場が限定されたプール・海水浴場などに無許可で入り込んで泳ぐこと。人種差別反対運動の一貫としてで行われた戦術。

166. ミル・イン
Mill-in
訳注:抗議の対象を象徴する場所などを大勢でぐるぐると歩きまわる行為。就業を妨害するという目的は含まない。

167. プレイ・イン
Pray-in
訳注:入場を拒否された教会などに侵入して祈りを行う。人種差別闘争の一環として用いられた手段。

168. 非暴力的な襲撃
Nonviolent raids

169. 非暴力的な空襲
Nonviolent air raids

170. 非暴力的な侵略
Nonviolent invasion

171. 非暴力的な介入(声を上げる)
Nonviolent interjection

172. 非暴力的な妨害
Nonviolent obstruction

173. 非暴力的な占拠
Nonviolent occupation

社会的な介入

Social intervention

174. 新たな社会行動パターンを確立する
Establishing new social patterns

175. 機関に過大な仕事を要求
Overloading of facilities
訳註:会社や公的団体などに負荷の大きなサービスを要求すること。その機関の業務の遅滞ないし麻痺させる。客や機関の構成員によって開始することができ、政治的な要求、給料の増大、サービスの向上などの目的を達成させるために行う。医学生インターンによるこの種の運動においては、過大な患者を受け入れることによって業務を混乱させ、自身の立場の向上を計った例がしられ、これは特に"heal-in"と呼ばれる。

176. 意識的遅滞
Stall-in
訳註:法務に関連するビジネスにおいて、客ないしはクライアントが意識的に業務の進行を遅らせること。たとえば銀行に関連して支払いなどを遅らせるなど。

177. スピーク・イン
Speak-in
訳註:会議、宗教的な集まりなどの集会において、活動家が彼らの見解を述べることで会議を中断させる。述べる内容は集まりの趣旨と関係があってもなくてもよい。非暴力介入であるが、心理的あるいは物理的な面も含まれることがある。

178. ゲリラ演劇
Guerrilla theater

179. 代替的な社会機関
Alternative social institutions

180. 代替的なコミュニケーション・システム
Alternative communication system

経済的な介入

Economic intervention

181. 逆方向ストライキ
Reverse strike
「逆方向のストライキ」はシチリアのガンディとも呼ばれるダニロ・ドルチが、貧困にあえいでいたパルティンコの市民を助ける際に用いた用語。市民のコミュニティには道路がどうしても必要だったが政府はその政府による建設や市民たちが自分で建設する許可を出すことを拒否した。市民たちは結集して道路を作った。この意味で逆方向ストライキは同時に建設的でありかつ抵抗運動的である。
The term ‘strike in reverse’ was used by Danilo Dolci, sometimes called ‘the Sicilian Gandhi,’ to describe an action where the citizens of Partinico, whom he had come to help with their desperate poverty, mustered out and built a badly needed road to their community when the government had refused to do so or to issue them permission to do it themselves. In this sense a reverse strike is both constructive and resistant at the same time.
link

182. 座り込みストライキ
Stay-in strike
和解が成立するまで職場を去ることを拒否する。
ニュージーランド、1937年の例:link
2010年には中国広東省仏山にあるホンダ関連の部品工場〔アツミテック〕で50名を超す労働者が座り込みスト。代わりに雇われた労働者による生産を阻止。link

183. 非暴力的な土地の占拠
Nonviolent land seizure

184. 封鎖への反抗
Defiance of blockades
訳註:国家間戦争などにおいて、占領下にある地域の住民への食料や生活必需品の援助物資輸送を、海軍などが封鎖していることに対して非暴力的な介入を行う。戦争当時国家の第三国によって行われることがおおい。昨今目にする例では、ガザに対する援助物資輸送を妨害するイスラエル軍に対して、援助物資を積載した輸送船に有名人が乗り込む、などがその例となる。

185. 政治的動機による偽造
Politically motivated counterfeiting
訳註:特定の集団や国家が、対抗している国における通貨や経済的に重要である書類を偽造、配布し、その国の経済を混乱させたり通貨に対する信用を低下させること。

186. 妨害購入
Preclusive purchasing
世界市場において、必需品を買い占め、対抗する集団の手にわたらないようにする。

187. 財産の差し押さえ
Seizure of assets
訳註:最近の事例では、「中東の春」において独裁者たちのスイス銀行口座が凍結されるか否か、ということがニュースになった。

188. ダンピング
Dumping
訳注:日本語では不当廉売と訳されるが、非暴力運動においては効果的な戦術となる。

189. 選択的な後援
Selective patronage

190. 代替的な市場
Alternative markets

191. 代替的な輸送システム
Alternative transportation systems

192. 代替的な経済機関
Alternative economic institutions

政治的な介入

Political intervention

193. 行政システムを仕事で溢れさせる(オーバーロード)
Overloading of administrative systems
link

194. 秘密警察・覆面調査員の素性を暴露する
Disclosing identities of secret agents
link

195. 投獄を希望する
Seeking imprisonment
link

196. 「中立な」法律への市民的不服従
Civil disobedience of “neutral” laws
link

197. 協力せずにはたらき続ける
Work-on without collaboration
訳注:支援が必要な人を助けない、必要以上に働かない、同僚が頼んだ仕事を都合よく「忘れる」、自分が個人的に得ることと、自分の目標だけに集中する。link

198. 二重の統治権と並行政府
Dual sovereignty and parallel government
link


リンク集


footnotes

*1:日本語でこの本に触れている記事としてはこちら、英文記事はこちらなど。

*2:リストはこちらのページにもある。

*3:代表的な項目のいくつかをそれぞれ解説しているサイトもある。