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2012-01-01から1年間の記事一覧

メモ・チェルノブイリの事故処理作業員らにおける放射線と慢性リンパ性白血病及びその他の白血病のリスク

チェルノブイリ除染で被曝、低線量でも白血病リスク 2012/11/8 14:15 【ワシントン=共同】チェルノブイリ原発事故の除染などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、血液がんの一種である白血病の発症リスクが…

パブコメ:原子力災害対策特別措置法施行令の一部改正(案)に対する意見

本日24時〆切の以下の法改正案に意見を送付した。原子力災害対策特別措置法施行令の一部改正(案)に対する意見募集について緊急防護措置準備区域をたったの30キロメートルに限ることに対する反対意見。まともに安全対策しようとしたらコスト的に破綻するこ…

パブコメ:「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する意見

以下、トゥルクの図書館で、フライトのチェックイン時間ギリギリまでかかって書いて内閣府の登録システムに投稿。飛行場までタクシーで15分なので、こんなことができる。それにしてもこの図書館、大学のログインアカウントでWifiが使えるんで実に便利だった…

吉野恭司という人

吉野恭司という経産省のキャリアが報道の対象になっている。 エネ庁課長:原子力委に脱原発検討しないように要請 毎日新聞 2012年08月03日 11時18分(最終更新 08月03日 11時43分) 経済産業省資源エネルギー庁の吉野恭司原子力政策課長が昨年12月、政府の…

メモ ”つぶやき”で革命は起こせるか

PLOは、最初はネットワーク型の団体だったという。国際関係を専攻する学者、メッテ・エイルストルプ‐サンジョヴァンニとカルヴァート・ジョーンズの2人は、学術誌「インターナショナル・セキュリティ」に寄せたエッセイで、この組織形態がPLOの成長過程で問…

翻訳:影響の過小評価:規制・政策・法律において、なぜ原因確率は置き換えられる必要があるのか

以下、途中までですが翻訳。また時間のある時に続けます。影響の過小評価:規制・政策・法律において、なぜ原因確率は置き換えられる必要があるのかサンダー・グリーンランド http://bos.sagepub.com/content/68/3/76.full概要問題提起疫学のデータは石炭の…

平成13年度委託研究報告書 電離放射線障害に関する最近の医学的知見の検討 (抜粋)

平成13年度委託研究報告書 電離放射線障害に関する最近の医学的知見の検討 平成14年3月 主任研究者 草間朋子(大分県立看護科学大学) 共同研究者 朝長万左男(長崎大学) 明石真言(放射線医学総合研究所) 甲斐倫明(大分県立看護科学大学) 桜井礼子(大…

ジーン・シャープ「独裁から民主へ」

ジーン・シャープ「独裁から民主へ」 「武器なき闘争論」のジーン・シャープが2002年にビルマの人々のために書いた若干100ページ弱の小冊子、「独裁から民主へ」は、ビルマのみならず世界のあちらこちらの民衆運動において非暴力運動の教科書として参照され…

大気中へのセシウム137放出量の推定 核実験・チェルノブイリ・福島

大気圏内核実験放出の137Cs総量: ~948PBq UNSCEAR 2000年報告 Annex C p213 Table9より チェルノブイリ事故放出の137Cs総量: ~85Pbq チェルノブイリフォーラム、事故二十周年報告書(2006、ウィーン) p19, 表3−1 福島第一原発事故大気圏放出の137Cs総量: ~3…

「理性の資質」 リンク

「理性の資質」 - 東日本大震災1ケ月の記録と福島原発を解析し続けた科学者 - 著者 伊藤智義 【執筆期間:2011年4-7月】 本書の構成は、時系列に二層の構造をとっている。一つは、日々の報道に疑念を増幅させながらも日常業務に追われた一大学人(私)…